新型 ランドクルーザー“FJ”
何が変わって、何が残ったのか。
2026年5月14日、ランクルに待望の新モデルが加わった。「ランクルミニ」と呼ばれるこのクルマ、FJクルーザーの後継なのか、それとも全く別物なのか。
とうとう明日、2026年5月14日 日本発売か
2025年10月21日にトヨタが世界初公開し、同年のジャパンモビリティショー2025で実車が披露された。タイのバンポー工場で2026年1月26日に生産を開始し、タイ市場では3月21日に先行発売。日本では5月14日の発売が予定されている。
スペック詳細
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 全長 | 4,575mm |
| 全幅 | 1,855mm |
| 全高 | 1,960mm |
| ホイールベース | 2,580mm(ランクル250比 −270mm) |
| 最小回転半径 | 5.5m |
| エンジン | 2TR-FE型 2.7L 直列4気筒ガソリン |
| 最高出力 | 163ps |
| 最大トルク | 246Nm |
| トランスミッション | 6速AT |
| 駆動方式 | パートタイム4WD |
| プラットフォーム | IMVシリーズ(ハイラックスチャンプ系) |
| フレーム構造 | ラダーフレーム |
| 生産国 | タイ(バンポー工場) |
| 予想燃費 | 10〜13km/L前後 |
| 想定価格 | 380〜420万円(1グレード) |
デザインのコンセプト——FJ40の系譜
外観は「FJ40型ランドクルーザー」をモチーフにしており、旧FJクルーザーのデザインDNAを受け継ぎながら2021年公開のコンセプトモデル「コンパクトクルーザーEV」の要素を現代的に落とし込んでいる。
外装の特徴
フロントは力強いフェンダーにつながる押し出し感の強いバンパーを採用。ヘッドライトは丸目タイプとスクエアタイプの2仕様がジャパンモビリティショーに展示された。リアは水平なルーフと垂直なバックドアによるスクエアなシルエットで、広い室内空間と積載性を確保している。
特筆すべきはフロント・リアのコーナーバンパーが取り外し可能な分割タイプになっている点だ。オフロードで傷ついても該当部分だけ交換できる、道具としての合理的な設計になっている。
走破性能
IMVシリーズのプラットフォームをベースにしながら、地上高とアプローチアングルを確保。ランクル70と同等のホイールアーティキュレーション(タイヤの浮きづらさ)を持ち、「ランクルらしい悪路走破性」を小さなボディで実現している。ホイールベースをランクル250より270mm短縮したことで、最小回転半径5.5mの機動性も確保した。
旧FJクルーザーとの違い
旧FJクルーザー(2006〜2022年)は独立したモデルだったが、新型ランドクルーザーFJはランドクルーザー300・250・70と同じ「ランドクルーザーシリーズ」のファミリーとして正式に位置づけられている。名前の意味も変わっており、旧FJの「FJ」はエンジン型式(F型エンジン、Jはジープ系4WDの意味)だったが、新型FJの「FJ」はFreedom&Joyに由来する。
| 比較項目 | 旧FJクルーザー | 新型ランドクルーザーFJ |
|---|---|---|
| 発売年 | 2006年(日本:2010年) | 2026年5月 |
| シリーズ上の位置 | 独立モデル | ランドクルーザーシリーズ |
| エンジン | 4.0L V6(270ps) | 2.7L 直4(163ps) |
| フレーム | ラダーフレーム | ラダーフレーム |
| 全長 | 4,670mm | 4,575mm(やや短い) |
| 価格帯 | 350〜400万円前後 | 380〜420万円(予想) |
| 生産終了 | 2022年(世界) | 2026年〜生産中 |
競合と比較すると
価格帯・ボディサイズ・本格4WD性能という軸で見ると、競合はジープ・ラングラー、フォード・ブロンコ、そしてスズキ・ジムニーのビッグサイズ版(ジムニーノマド)あたりになる。
| モデル | ランクルFJ | ジープ ラングラー | ジムニーノマド |
|---|---|---|---|
| 価格 | 380〜420万円(予想) | 640万円〜 | 265〜292万円(発売済み) |
| フレーム | ラダー | ラダー | ラダー |
| 排気量 | 2.7L 直4 | 2.0L ターボ | 1.5L 直4 |
| 最小回転半径 | 5.5m | 6.2m前後 | 5.7m |
| ドア数 | 5ドア | 2〜4ドア | 5ドア |
| 発売状況 | 2026年5月14日〜 | 発売中 | 発売中(受注停止・抽選あり) |
ジムニーノマドはすでに2025年4月に発売済みで、発売直後に5万台の受注が殺到し即受注停止。2026年1月に仕様変更モデルが抽選で受注再開し、7月1日に2026年モデルが発売予定となっている。ランクルFJと同様、こちらも「買えるかどうか」から始まる激戦モデルだ。ランクルFJとの棲み分けは価格(約100万円差)・排気量・ランクルブランドの重厚感あたりになる。
購入前に知っておくべきこと
エンジンについて正直に言うと
搭載される2TR-FE型エンジン(2.7L 直4・163ps)は信頼性が高い枯れたユニットだが、燃費は10〜13km/L前後と現代の基準では高いとは言えない。ランクル250でも同エンジンが搭載されており、実績は十分だが、ハイブリッド設定を期待していた人には物足りないかもしれない。日常使いのランニングコストは念頭に置いておく必要がある。
「ランクル300・250が大きすぎる」人向けの答え
ランクル300は全長4,950mm、ランクル250は4,925mm。どちらも立体駐車場には入らないサイズだ。ランクルFJは全長4,575mmで、最小回転半径も5.5mとコンパクト。「ランクルに憧れはあるが、日常での取り回しを考えると躊躇していた」というユーザーにとって、これが待ち望んでいた一台になる可能性は高い。
「新型より旧FJのあのデザインが好き」「納車まで何年も待てない」
そんな方には、旧FJクルーザー(2006〜2022年型)の中古という選択肢があります。
希望条件を登録しておくと、条件に合った車両を販売店から提案してもらえます。
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※本記事の価格・スペックは2026年5月時点の情報をもとにした予測・報道ベースの情報を含みます。正式な価格・仕様はトヨタ公式サイトまたはディーラーにてご確認ください。



